穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
緑に囲まれながら水辺へと歩いてるところ。

「さっきの咲希の質問ね」

さっき?

「一人が好きなのに私ここにいても大丈夫?って聞いたこと」

ああ、そのこと。

「うん」

「大丈夫。俺が咲希と一緒に居たいの。もし咲希が一人になりたい時は遠慮せずに言ってね」

「ありがとう」

そう言った私は・・・

前に一人が好きだと言った孝徳。

私も一人の時間は大切って思ってる。

でもどうしてだろう?

二人でいる時に一人になりたいって思わない。

これはなんでだろう?

一緒にいて穏やかで隣にいるだけで癒される。

私が望んでいたこと?

今まで望んでいたこと。

孝徳と一緒にいることが当たり前で・・・

朝の通勤もお互いに予定がなければご飯も一緒に食べて、こうやって週末いつも一緒で。勉強って目的があるにしても一緒にいるのが当たり前で・・・

特に週末に他の予定を入れようと思わない。

これってなに?

これって・・・

"友達以上恋人未満"って逃げてるだけで、これって・・・

その時。

緑に囲まれて水辺で自然の中で・・・

孝徳は私は抱き寄せた。

「少しだけこうさせて」



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