【完】猫かぶり少女と腹黒王子
学校でも、隠してたらバレないし大丈夫だよね?
バレたらバレたでその時考えよ!
「椎名、ちょっとあそこで休も」
近くにあったベンチを指差した大和
そんなに疲れたのかな?私はこんなにピンピンしてるのに…笑
「そうだね」
ここは大和の好きなようにさせてあげなきゃ
「椎名の今日の服…///すっげー可愛い…///」
えっ…⁉︎
急に何言ってんの⁈
「ありがと…///」
「本当はそんな服で外歩かせたくなかったけど、出かけようって誘ったのは俺だったし…
はぁ〜カッコ悪…」
超がつくほどテンションダダ下がりの大和
そんなに⁉︎
そんなに気にしてたの⁈
「大和…ありがと」
ニコッと大和に笑いかけた
そしたら大和は顔を真っ赤にして
私から視線を逸らした
「どうしちゃったの?顔が赤いよ?」
「っ!
うっせーよ!」