Secretな関係 1.5
もうすぐホームルームが始まるからと、散々私たちのことを根掘り葉掘り聞かれた後教室を出る頃には、先生の奥さん好きとまで言われるほどになってしまった。
折角の卒業式なのに私の話題ばっかりで良かったのかな。
「あれ?裕也こっち来て大丈夫だったの?」
「ああ、今から体育館で受付」
「そっか。あ、急に来ちゃってごめん」
「いや、助かったよ。でも、連絡くれれば…」
言いかけでそっと裕也に携帯を手渡すと、すみませんと謝られた。