お面妖狐
ギュッ
「白夜さん?」
『…』
あと少しでいいから、総司の側にいたい。
記憶が消えても、覚えててほしい。
そんな事は無理なのに。
もしかしたらって思う自分がいる。
だから、思い出を多く作らないと。
「えっと…。白夜さん、ここじゃ目立ちますし、部屋に戻りましょうか?」
『…すいません』
総司から離れて、屯所の中に入った。
「おー。総司、白夜が見つかってよかったな」
「はい♪」
土方…。
兄様の記憶も、土方の中から消えるんだよね。
昔遊んでたのに。