お面妖狐
新撰組の危機





『うぅぅぅぅぅぅぅぅ…』





逃げてきたはいいけど。
久しぶりだから道に迷った。



ここはどこだろう。


私は今どこにいるのかわからない。




タタタッ




…あれは、長州…?





人通りが少なそうな場所に長州の二人が入っていった。

なにかたくらんでるな。



気配を消して影からのぞく。





【…それで、新撰組を】


【あぁ。実行するぞ。
新撰組はいらねぇ。
必要なのは長州だけだ】





チッ。またなんかしようとしてるのか。




【俺らの力を使えば】


【新撰組は地獄行きだ】





力…?


遠くだからわからないけど、こいつらもしかして妖怪?


もし、そうだとしたら新撰組が危ない。





って、いないし!!!!!

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