お面妖狐
「白夜さん、大丈夫ですか?」
『だ、大丈夫』
正直結構キツイ。
この傷で山登りって…。
狐のほうが楽かもしれない。
ポンッ
ヒョイッ
『へ…?』
「暴れると落としますからね~」
なぜか、狐の姿に戻ったらすぐに総司に抱き抱えられそう言われた。
落とす?!!
「道はこっちであってるんですよね?」
『はい』
その状態のまま道を進んでいくと町が見えてきた。
『あそこです』
村は黒い炭じゃなくて、きちんと元通りになっていた。