Love Place
「うん、終わってるよ」
いろんな意味でね……
と、心の中で付け加えながら応えた。
「じゃあ行こうか」
そうして、私の悪夢の時間が始まった。
今回もこの前に行ったイタリアンのお店に行くことにした。
レストランに着いて。
料理を注文するやいなや、朱里が質問攻めをしてきた。
「で、彼は来たのよね!?」
「まさか、何も話してないなんてことはないでしょうね!?」
「彼、どんな感じだったの?」