Love Place
「まぁ今は!いいわ。
でも、お昼休み。覚えてなさいよ?」
「はっ、はいぃっっ!!」
そうして私は、朱里にお昼休みにお説教を受けるハメになってしまったのだ。
それからは各自自分の仕事をこなしていって。
キリのいいところで時計を見るとお昼休みまで、あと1時間を切っていた。
いつもは楽しみにしているお昼休みが今日ほど辛いと思った日はない。
「……はぁ」
誰にも聞こえないようにそっと小さくため息を吐いた。
残りの時間は、この時間内で出来る簡単な書類整理などをして過ごした。
それも終わって、時計を見ると。
「莉茉~、もう終わってる?」
と、朱里が私を呼んだ。