イジワル同期とルームシェア!?
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翌日の土曜日は、元希と大々的に掃除をした。
シーツとタオルケットを洗い、お布団を干す。
ロボット掃除機が掃除した床を、さらに雑巾拭き。
お風呂と洗面台を洗い、窓も磨く。
なにしろ、このちょっとリッチな部屋は、元希の伯父さんのモノなのだ。
留守を預かる身として、管理業務は欠かせない。
私は直接お礼を言える立場ではないから、せめて綺麗に掃除くらいはしたいじゃない。
「アヤー、昼メシどうするー?」
ベランダを掃いていた元希が、トイレ掃除中の私にむかって声を張り上げる。
私は顔だけ廊下に出して答えた。
「考えてなーい!」
時刻はもう12時を回っている。夕食の材料とパン以外はカップ麺と卵と牛乳くらいしかない。