イジワル同期とルームシェア!?
この青海元希というヤツ。
同期の出世頭だし、顔もなかなか悪くないし、声なんかは結構好みなんだけど、いかんせん私と気が合わない。
『ほら、早く仕事終わらせて帰ろうぜー。ブンは彼氏いるんだろ?仕事ばっかしてると逃げられるぞ』
あははという笑い声がカンに触る。
こういう無神経で意地悪な物言いをするんだよね、こいつ。
特に私に対しては、会うたび必ず気に触ることをふたつみっつ口にする。
今だってそうだ。
……このタイミングで最悪の地雷を踏むなよ。
『おい、ブン。泣いてんのか?』
どうやら我慢していた涙が臨界点を超えた様子。
私の頬には熱い川が流れていた。
何も青海の前で泣かなくてもいいのにね。
だけど、溢れ出した涙が止まらず、私は床にうずくまった。
同期の出世頭だし、顔もなかなか悪くないし、声なんかは結構好みなんだけど、いかんせん私と気が合わない。
『ほら、早く仕事終わらせて帰ろうぜー。ブンは彼氏いるんだろ?仕事ばっかしてると逃げられるぞ』
あははという笑い声がカンに触る。
こういう無神経で意地悪な物言いをするんだよね、こいつ。
特に私に対しては、会うたび必ず気に触ることをふたつみっつ口にする。
今だってそうだ。
……このタイミングで最悪の地雷を踏むなよ。
『おい、ブン。泣いてんのか?』
どうやら我慢していた涙が臨界点を超えた様子。
私の頬には熱い川が流れていた。
何も青海の前で泣かなくてもいいのにね。
だけど、溢れ出した涙が止まらず、私は床にうずくまった。