イジワル同期とルームシェア!?
ま、いいや。

お金が溜まるまで、なんて青海は言ったけれど、何ヶ月もはご厄介になれない。
ひとまず、条件のいい新しい部屋が見つかるまで置いてもらおう。


しかし、青海は今、彼女ナシなんだなぁ。
そうでもないと、女子なんて住まわせられないもんなぁ。


お布団のぬくもりに眠気が戻ってくる。
暑い一日、冷房ナシの部屋でホカホカにあたたまったお布団が、今の私には気持ちいい。


……気付くと私は本気で眠っていた。



ポーン、ポーン。


繰り返し鳴るインターホンの音に目が覚めた。

飛び起きると明り採りの小さな窓の外は闇だ。
随分眠ってしまったみたい。

そしてこのインターホンは間違いなく青海だろう。


慌てて玄関まで走る。ドアを開けると、青海が苦笑いで私を見ている。


「寝てたべ」
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