もう一度…
「俺は霊能師だ。
神崎 聖。

シオンを、助けに来たんだよ…」


(あ、やばい…!!)

「へ…?シオンを助けに来た…?
ねえ、メイ。それどういうこと…?

シオン、何かあったの…?
………もしかして…雅也を助けた…から……?」

ミカは、涙ぐみながら聞いてきた…

「ミカ、あのね? 
黙っててごめん。でも、シオンとの約束だったんだ。

……シオン、約束破ってごめん。
でもやっぱり、ミカにも伝えるよ…」

そう言って、私はシオンから聞いた言葉、手紙をミカに見せた。


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