もう一度…
ミカは、
「…シオン…ごめんね…私のせいだ…
私が頼んだから…ほんとごめん…」

そう泣いていた…。

すると神崎さんが、
「ミカ…だったな。
泣くな…泣いたらシオンが困るだろう。

安心しろ…俺はシオンを助けるために来たんだ。」

と言った。

ミカは、不思議そうな顔で神崎さんを見ていた。


私は、神崎さんに”鍵を開けろ”と目で合図され、
私達三人は家の中へと入っていった。



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