もう一度…
目の前がぼやけ、薄っすらと見えるようになった時、

聖だ…!
聖の顔が見える…!


「シオン…?シオン!」

「聖……?…2回目だね…聖に助けられたの…
ありがとう…聖…」

私は、心の底からホッとした。


聖が婚約者で、霊能師でよかった…
また、この世界に戻ってこれて良かった…



そして私は暖かい眠りについた。


目が覚めたら、聖に言おう……

そう決めて。




シオンside   End

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