No one can replace 『貴方の代わりには、誰もなれない。』

ギゼラのお家は、とてもおちつく。

四人で食事をして
ギゼラは、綾をお風呂に入れてくれて

私は、圭都とお風呂に入る。
「マム、パパは?」と圭都。

私が涙を流すと
「マム、どこか痛いの?
パパよぶ?ギゼラよぶ?」
「大丈夫。ちょっと、ここが痛いの。
でも、マムには圭都と綾がいるから」
と、胸を抑えていうと

「僕が、マムを守るから、大丈夫だよ。」
と、圭都は言ってくれた。


二人が、寝てから‥‥‥‥

ギゼラは、
「紗綾乃、話して
私は、あなたの母がわり、そして友達よ。」
と、言ってくれた。

私は、今日見たことを全て話した。

すると・・・ギゼラは、怒って

「約束が、あったにしても
事前に紗綾乃に話してない圭吾が悪い。
もし、本当の浮気なら、会社潰してやるから
編集にいるんだからね。
紗綾乃は、しばらく、ここに居なさい。」
と、言ってくれた。

紗綾乃は、ギゼラの客間のベッドの中・・
一人・・・圭吾の温もりもなく
自分を抱きしめながら、
‥‥‥‥眠れず
     一夜をあかした。
< 36 / 45 >

この作品をシェア

pagetop