ユメオモイ

彼にであったのはあたしがあたしの黒歴史の全盛期を生きている中学2年生の時だった。
中学に入学してからすぐ、
目立っているグループにいたあたしはクラスの中心的グループからはじかれ、いじめにあっていた。
理由はただ、うざかったから。
それだけ。
それだけであたしの人生がこんなに狂うなんて、思いもしなかった。
あたしが全く顔を知らない人にも悪口を言われることなんてザラで、それが嫌でいつもいつもしたを向いて歩いてた。
だけどあなたに恋をして、あなたを好きになって、あなたの姿を見つけるために、したを向くことがなくなった。
そうやって、あなたはいつもあたしを助けてくれてた。
あたしはあなたになにもしてあげられなかったけど。




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