狼さんに喰われたい。
「昨日は眠れた?」

普通に会話をしてくる大神さん。


「まぁ、それなりに。」


「ふーん。
俺は全然眠れなかった。
もう興奮しちゃって...」


大神さんの発言に、コーヒーを吹き出しそうになった。


「ゴホっ...
いきなり何ですか!?」


「ん?
俺、変なこと言った??」


「もういいです!」


呆れて言い返す気も起こらない。


「ごめんごめん。
ミャー、そんなに怒らないでよ。
朝から刺激が強すぎた?」


頬杖をついて、クスッと笑う。
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