あなたの狂おしいほどの深い愛情で、もう一度恋ができました
「やっぱりだ。前から思ってたんだけど、葉月の胸……デカい」

 ベッドにごろんと押し倒され、ブラジャー姿になった私の胸を彼はまじまじと見つめる。
 それだけでも恥ずかしいのに、彼が胸の谷間に顔を埋めてきた。

 緊張で口から心臓が飛び出しそうなくらいにドキドキとしていたものの、彼にやわらかい唇を胸元に押し付けられるうち、だんだんと体がほぐれてくる。

 初めてする行為は、私にはどうしたらいいのかわからない。彼主導のもと、されるがままだった。

 私はこの日、処女を卒業した。痛かったけれど、大人の階段を一歩のぼったのだ。

 大好きな彼に欲情され、ひとつになれて幸せだった。

< 43 / 273 >

この作品をシェア

pagetop