私のダーリン

存在の意味

あれから。
泣き止まない和香を宥め
何が一番いいのか…考えた。

それでも…俺は仕事でしっかりしたものを得て、
和香を迎えに行くと決めた。

一か月後、

「海東!本社に異動だ、おめでとう」
「課長、ありがとうございます。向こうで頑張って来ます。」

慌ただしく引越しを済ませ、
本社のある
都心部に引越した。

毎日が新鮮で初めて受ける感覚。
先輩の木原さんや部長の中島さんに
よくしてもらい
幾つかの契約も取れるようになっていた

「海東。よくやった。大口契約だ。」
「いえ、部長や木原さんのお力があっての結果です。ありがとうございます」

「海東、これからもよろしくな!って事で飲み行くか?」
「はい!喜んで!ご一緒します」
「じゃ!いつもの所な!」

俺たちは、連れ立って
居酒屋「信」へ。
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