嫌なアイツ
「えっ?!二人ともビキニなの?」
饗庭さんの言葉に海莉が…
【あったり前じゃないですか!!】
とピースサイン…
もう止めてくれ!!
〔じゃ準備運動でも始めますか?〕
と言う翼さんの声に私は救われた。
皆で準備体操を始めそして体操が終わると海莉はパーカーを脱ぎプールへ入って行った…
私はそれをただ観てた。
実は私は余り泳ぎが得意な方ではない…
だから海よりプールと言ったのは迷子に成る事も少ないし海で流される事も無いから…
過去ボートに乗ってて沖の方まで流された記憶がありそれから海が怖い…
観るのは好きなのに海には余り入れない
プールならまだ大丈夫…
そう思ってたから…
私はサイドで足だけを付け座ってた。
海莉と翼さん饗庭さん三人は螺旋滑り台に行くといい行ってしまった…
アイツはと言うと…
私一人では危ないから…
そう言って私の前でプールに漬ってる…
別に危なくないのに
そう思ってたのに…
またナンパされてしまったから…
アイツは私の側から離れ無く成った。
『愛莉さん?少し泳ぎませんか?』