嫌なアイツ
アイツの言葉に私は首を左右に振った。
泳げ無い訳じゃ無いけど…
ビキニに成るのだけはヤダ!
そう思ってたのに…
帰って来た海莉に背中を押され私はパーカー事プールに落ちた…
慌ててサイドに手を置き上がろうとした時に監視さんに服を脱いでプールに入る様に!と言われてしまった…
パーカーはずぶ濡れに成り…
濡れた分、身体にパーカー引っ付き…
ビキニが丸見え状態に成ってた。
ビキニは丸見えの状態だったけど…
気持ち悪く成ったのでパーカーを脱ぐ事にした。
パーカーを脱ぐと…
三人はこちらをずっと観てた…
私は…
恥ずかしくて下を向くと…
『愛莉さん?泳ぎに行きましょうか?それとも螺旋に行きますか?』
と言うアイツの声に
【愛莉ちゃんは余り泳げなんだから翔さん?浅いプールしかダメなんだよ!】
と海莉…
私が螺旋に行く!
と言うと…
【じゃ愛莉ちゃん行ってらっしゃい!】
と手を振られた…
なんか?
ハメられた様な気がするけど…
私はアイツと二人で螺旋滑り台の階段を登ってた。