【完】私が恋したプリンス*


しかも、優人の声が大きくて教室に居る生徒の視線は私達に集中している。



その視線に気づいた優人は顔を真っ赤にさせ、



「こっち見んなよ」



と呟いていた。



いつものような冷たいセリフを言っても、今の優人は顔が真っ赤で可愛く見えてくる。



優人…



「バカ」



そんな私の言葉にも顔を赤くさせ、



「煩い」



と答えていた。



今の優人は幼馴染の私から見てもすごく可愛かった。



カサッ──



そんなことを考えていると、私の机の上に小さく折りたたんだ紙が飛んできた。

明らかに方向からして差出人は優人。



なんだろう?



私は静かに開いた。

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