美男子の恋事情!
だけど、それから結婚式当日まで春香が俺に会ってくれることはなかった。
「大介?どうしたの?」
結婚式当日の朝。
俺は式場に行く前に麻里香の家に寄った。
「春香いる?話したいんだけど」
「いるけど……」
麻里香は悲しそうな瞳で階段の上にチラッと目をやる。
まだ和解出来てないようだ。
「大丈夫。麻里香が心配することはないよ。今日は麻里香が主役なんだから、そんな暗い顔しないで笑って」
「でも」
「大好きな姉ちゃんの大事は日だ。春香は絶対わかってくる。笑って祝福してくれるさ」
俺は沢山の生徒を見てきた。
中高生は一番難しい年頃だ。
大人になるための準備期間。周りの成長のスピードについていけない子もいる。
春香もそのうちの一人だ。
ちゃんと話せばわかってくれるはず。
だって春香は麻里香が大好きなんだから。