元カレには彼女がいる。でも好きで仕方ない
夏の夜に吹く風は心地よくてオレはおもい切り背伸びをした。
その瞬間浮かんだのは幸せそうな咲良の顔だった。
涼くんの事を話す咲良は終始
満面の笑みを浮かべていて、
”恋をしてる顔”を描くならあんな顔なんだろうなとこのオレにもわかるくらい。

ただオレには引っかかる事がある。


涼くんはきっぱり彼女と別れる気があるのだろうか?


「夏休み、毎日涼くんと会うんだ♡」


耳に残ったままの咲良の声が
夏の夜風と共にオレを包んだ。
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