幼なじみはアイドルの先輩
「行ってらっしゃい」


みんな笑みを浮かべてステージに。


もちろん伶ちゃんもだ。


「……痛っ!!」


事務所に入り、クリアファイルを机に置こうとした時、右の親指に痛みが。


突然だったので、そのままソファーに座り込んでしまった。


何事かと心配するスタッフさんと、安西代行と話し込んでた涼さんが話を打ち切って事件の現場へ。


「……がびょうが2つもあるね。血出てない?」



「血……ですか?」


涼さんに言われてやっと自分の親指を見た。


「……少しですけど、垂れてます」


「杏ちゃん、ちょうど絆創膏もらったばっかだからつけなさい」


「はい……」


思いがけない軽傷を負ってしまった。


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