幼なじみはアイドルの先輩
「でもさ、あたしら3人だけでも話すと止まらないね」


そうしみじみと言ってた綾女が私の用意したホットコーヒーを口に含んだら、綾女の整えてある眉が上下に動いた。


恐らくそういうことだよ。


話に夢中でいい感じだったホットコーヒーが完全に冷え切ってる。


新しいのと入れ替えしないとね。


「今年はデビュー10年だから、何かしようよ」


「積極的だね和奏」


「綾女は嫌なの?」


「賛成ですよ。杏も賛成だよね?」


「もちろん、で、和奏は何か考えてるの?」


新しいホットコーヒーを持ってきたよ。


和奏はバツが悪そうに首を振る。



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