幼なじみはアイドルの先輩
アルコールがまだ入ってない中での杏の質問に母娘以外は目が泳ぎまくってる。


こういう時は桂木がうまく話題をそらしてくれるんだが、都内を離れてからただの親戚のオジサマだ。


人のいい紳士をしてる必要はないんだよ。


「あなたのリクエストに応えて一言で言うけど、そうね…………。いい意味でも悪い意味でもみんなに優しかったなあ。これで満足した?」


「…………ありがとう」


俺の名を引き合いに出すかと覚悟はしてた。


だが、俺にたどり着くことは当分ないな。


しかし、そんな風に思ってたのか…………。


表現は柔らかくして言ってもらったが…………。


とにかく、ヤマを乗り越えたのであとは純粋に杏の10周年をお祝いしよう。





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