1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


手を伸ばし、未来の頬にソッと触れる。



「未来の瞳は真っ黒だね。

凄くキレイ。


私ね…本当に未来の事が好きなの。

大好きすぎて、ずっとくっ付いて居たいんだけど…でもそれでも足りなくて…。


もっと未来の近くに行きたい。


未来を全部自分のものにしたい…。


ってこんな事言ったら…引くよね…。」




私がそう言うと、未来の頬に掛かっている私の手を、未来がギュッと握った。

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