1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


「そうだよ。

それに…今日じゃないと意味がなかったんだ。

クリスマスイブは…梨花にとって…辛い思い出のある日だったから…。

何としてでも今日という日を…幸せな想い出に変えたかった。」



高校生のクリスマスイブ…。

今でも思い出す…。

襲われかけたあの日の事…未来は今でも気にかけてくれていたんだ。



「でも…梨花の言葉を聞いて、俺の選んだ人が梨花で良かったって…本気で思ったよ。


結局…俺は昔から、梨花には敵わないんだよ。


昔からずっと、梨花が1番で、俺が2番だったように……結婚してからも、尻に敷かれるんだろうな(笑)


でも梨花の尻になら、敷かれてもいいや!」


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