お前、可愛すぎて困るんだよ!
「……本物……?」



碧くんのいる現実が、信じられない。



もしかして……。



夢ってことある?



碧くんを見ながら、ボーっとその場で立ちすくんだ。



スマホに目を落としていた碧くんが、ふと目をあげた。



妃莉と目が合う。



「あっ。
妃莉……」



碧くんは、やわらかい笑顔を浮かべた。
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