お前、可愛すぎて困るんだよ!
今から、打ち上げに行くのかな?



それとも、私服で打ち上げに行った帰り?



でも、そんなことは、どっちでもいい。



大事なのは……。



今、そこに、碧くんがいるってこと!



「わ~い。
碧くんだ~♪」



ものすごくうれしくなって、妃莉は、手を振りながら、碧くんにかけよった。



「碧くんっ。
碧くんっ。
なんで、こんなところにいるの~?」

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