初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
「マリッジブル―?」

「えっ!?」

「・・・違うの?」

「そう言うんじゃ・・・」

「・・・両家のお爺様たちの方が二人の結婚に盛り上がってるけど・・・実際に結婚して生活していくのは眞彩さんと柚希様だからね・・・結婚に躊躇いあるなら、離婚した方がいい」

「それは・・・」

私はもう一口、カモミールティーを口にした。

「・・・眞彩さんは俺に悪役になってくれと言うの?」

「私は何も・・・」

「俺の元に来たのは柚希様のキモチを確かめたい。そうだろ?生憎、俺はそんなコトする気ないから・・・」

晃祐さんは冷たく吐き捨てるとソファから腰を上げた。
「俺は支配人室に戻るし、寝室は奥だから・・・」

晃祐さんは寝室のある方向を指差し、吸っていた煙草をテーブルのガラス製の灰皿に押し付けた。

「他人を巻き込んで、相手のキモチを確かめるのではなく自身の口で訊いた方がいい」


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