初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
私は慌てて女湯の出入り口を出る。

男湯の出入り口前で従業員と話す柚希を発見した。

従業員は柚希に礼を言って何度も頭を下げて去って行った。

「どうしたの?」

「サウナで気分の悪そうな人が居て、俺が応急処置をしてホテルの人を呼んだんだ」

「へぇー・・・柚希…人助けをしたんだ」

「俺は医者だ。当然だろ?」

「当然と言えば当然だけど・・・」

「…部屋に戻ろうか?」

「うん」

柚希の浴衣は茶系の渋めの両滝柄。
私は華やかなオレンジ系の花柄。


肩幅の広い柚希は浴衣がよく似合っていた。

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