もう一度・・あなたと
伝える想い

怜音は、カリフォルニアについて
早速インターン先に向かう。

子供たちの現状に
目を逸らしたくなる。
泣いては、いけない。
この子たちは、頑張って戦ってるんだ。
私が、簡単に涙を流していいわけない。
しっかりと子たちと向きあわなきゃ。

子供達は、
①脳腫瘍の術後、計算や文字が読めない
②癌で声帯を切除し、発声に訓練が必要
③口がい裂で、発音に障害あり
④難聴の子
⑤事故の後遺症で、言葉を失う
⑥失語症  などの症状をもっている
     子供達が多い。

私は、子供たちに寄り添い
優しく、時には、厳しく
一緒になって戦いながら

どうしたら、もっと
スムーズに教えられるのかを
大学で学びながら
切磋琢磨していた。

毎日が、勉強であり
戦いの日々で、
本当に遣り甲斐を感じていた。


中々、打ち解けてくれない子
最初から諦めている子
色んな子供たちがいる。

でも、退院して行くときの
子供たちの笑顔が
私の活動源になっていた。


その日も
一日を終え、帰宅しようと
病院をでると

レンっ、と呼ばれて

振り向くと
‥‥‥‥‥‥‥‥あす‥か‥‥?·····

どうして‥‥‥
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