もう一度・・あなたと

みんな、口々に‥‥‥

飛鳥も智和も
「「どう、いうこと?」」
と、平然と·····

「飛鳥さん。
あなた、
二度も、怜音を置き去りにした。
置いて行かれた、怜音の気持ち
考えました?

考えるわけないか?
元彼女が、大事なら、
なぜ、怜音に告白したの?

なにが、もう、間違わないよ?
置き去りにされた怜音に
何かあったら?
なにも、ないなんて、誰がわかるの?

怜音はね、怜音は、
飛鳥は、自分の気持ちに気づくために
私を利用したんだね。って、
ずっと、ずっと
泣いていたんだよ。
わかる?
その時の、怜音の気持ちが。

怜音達のこと知っていて
友達づらして、飛鳥さんを
再三·····呼び出す‥‥
あなたも、あなたですよね。

ホイホイ、行く男も、男ですが!!

自分のことしか、考えていない
あなたたちは、お似合いですよ。

怜音は、もう、いないし
二度と会うこともないでしょうから、

ずっと、二人で一緒にいたら
いいですよ。

行こう‥‥‥透。」
と、南は言い
一度周りを見てから

「みなさん、お騒がせしました。」

と、言って、
南と透は、その場を立ち去った。


二人は、周りの皆や
保護者、大学関係者から、
白い目で、見られ‥‥‥‥‥‥‥

ひどいね、横取りしたの?

二股?飛鳥くん、最低だよね

どこに、置き去りにしたのかな?

この寒空に?有り得ない!

最悪だよ。

怜音‥‥可哀想‥‥

と、みんな、遠巻きに離れて行く。
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