同・棲・同・盟!
居候から一夜明けて

翌朝目が覚めると・・・広いベッドには、私一人しかいなかった。

「あれっ?日田さん!?」

日田さんが眠っていた左側の布団は冷たい。
ということは、私が寝て、すぐリビングのソファへ移動したのかなぁ。

・・・もしかして私、いびきをズーゴーかきすぎたせいで、日田さんはうるさくて眠れなかったとか?

うぎゃあ!どど、どうしよーーーうっ!!
せめて好きな人である日田さんの前では、みっともない姿をさらしたくないのに・・・ってもう、かなり手遅れなのは分かっているけど!
いびきかくとか・・・全然乙女チックじゃ・・・女らしくない・・・。

< 36 / 162 >

この作品をシェア

pagetop