同・棲・同・盟!
でも日田さんは、ニッコリ笑って「そうか。ならいい」と言うと、そのままバスルームの方へ歩きだした。

「ちょ、ちょっといいって。よくないですよ!」
「俺がいいって言ってんだぞ?おまえの上司である、この俺が」
「そんな・・・っ」

私の呟きもむなしく、日田さんはそのままバスルームへ行ってしまった。

・・・さっきの日田さん、意外と近くて、かなり胸がドキドキキュンキュンしちゃったけど、バタンと閉まったドアの音で、ドキドキキュンキュンしている場合じゃないでしょ!と気がついた。
まったくもう、気づくのにどんだけ時間がかかってるのよ?私はっ!

私は深呼吸を2回すると、意を決して、バスルームのドアをドンドンとノックした。

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