最強ふたり。




ついに決勝戦ーーーーーーーー!!!





「がんばるごすーーーっ!!!」


「あきめちゃんがんばってえー!」


「三原ちゃんファイトー!」



「「「「最上さまあああああ♡♡」」」」


「「「「かけるーっ!!」」」」





様々な声援が飛び交う。




「あきめ、落ち着いて行こうね?」


「あうあうあうあ!!!」


「ええええ!?なんて!?」


「まぁせいぜい頑張れよ幼なじみ二人。


俺にホームラン数勝てるよーにな。」



「なんだと貴様コラァァ!!!


絶対打ってやる!見とけ自信家バカ!」








バッコォォォオーーーンッッ!!!








「どうだ!打ってきたぞ!」


「普通だろ」


「てめぇぇえええ!!」



パッコォォオーーンッッ!!!




「やったー!

俺もホームラン打ってきたよー!」



「かけにぃ、さっすが!


あなた、打てるの?ピッチャーで
疲れてるんではなくって?」


「余裕。」











「ゲームセットっっ!!!」










「「「え。」」」








「いや、君たち。

10-0でコールド勝ちだから。

試合終了です。」





< 164 / 213 >

この作品をシェア

pagetop