いじめ-Last Make-


「ばっかみたい」

私がそう言うと、その子は黙りこんだ。

「……………」


「この子の事散々いじめてきて、やりすぎたらやめよう?
言ってること矛盾しすぎなんだけど」


なに言ってんだろ。

私のほうが、
由里亜の事を羨ましいとか思ってるくせに


私のほうが、よっぽど矛盾してるよ。


「やめたいならやめれば?
チクってもいいよ、
でも、私もあんたより酷い事たくさんやる。」


ガキ……


馬鹿だよ、ほんと。



その子は泣き出した。


「………泣かないでよ。邪魔だから」


「――……ッ」


私はその子を無視して他の子と一緒に由里亜に暴力をふるった。


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