EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【カロン編】


†††


 露店で子供用のパーカーやらズボンやらを購入し、小さくなった三人を着替えさせる。

「中身まで子供に戻るなんて災難……いや、自業自得?食べなくて良かったよ本当」

白魔がにこやかに笑う傍で静理もホッと安堵の溜息をこぼした。

「そうだね…。自分が戻っていたらと考えると……恐ろしいよ」

「確かに静理はヤバイね。昔の君はかなり荒れてたし」

過去を思い出した白魔が頷いていると、小鳥が不安げに言葉を発した。

「あの…白魔さん。カロンさん達のこと……どうすればいいんでしょうか?」

「うーん……そうだね…。遊ばせとけばいいんじゃない?子供なんて遊ばせるに限るでしょ」

「遊び…?」

お揃いのクマちゃん柄パーカーに着替えたチビっ子三人組を見る。

「……ルカは簡単だ」

珍しくフェオドールが動いた。

「白魔、ナイフを貸してくれないか」

「いいけど、ちゃんと返してよ?」

白魔からナイフを一本借りると、フェオドールはそれを人が少ない方向へ投げた。

できるだけ遠くを目掛けて飛ばす。

「取って来い、ルカ」

「うっしゃ!まかせろフェオ!」


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