ある王国の物語。『白銀の騎士と王女 』
プロローグ 今世の物語
『私の生れて初めての恋。そして、命尽きるその時まで私は貴方に恋をしていた。誰よりも近くに居て、誰よりも貴方に愛してもらった。その愛は私の望む形ではなかったけど…。
貴方にとって、私は親友の妹で、命じられて支えることになった偶然の主人だった。
それでも私は貴方に恋をした。
私はね、美しい貴方に一目で恋に落ちたの…』



今世から来世につながる。
ボルタージュ王国に語り継がれる永遠の恋物語。
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