ねがい
すると、驚いたような表情を浮かべて、ゆっくりと私の顔を見たのだ。
笑う幽霊。
今まで何を言っても、弘志さんが大きく反応する事はなかったのに、この言葉には反応を示している。
もしかして弘志さんは……二回目で笑う幽霊に捕まったの?
どんな状況で、どんな失敗をしてしまったのかを教えてほしいところだけど……。
弘志さんの反応を見て、予想しているだけだから、そこまで詳しい事は分からないだろうな。
呟くのも忘れて、ジッと私の目を見詰めている弘志さん。
そして……しばらくして、ゆっくりと上げた手が、私の顔の前で止まったのだ。
何をしようとしているのか、今度は私が驚いた時。
人差し指で私の肩の辺りを示して呟いたのだ。
「あんたの後ろに……幽霊がいる。絶対に逃げられない」
その言葉を聞いて、ゾクッと背筋に悪寒が走るのを感じた。
今までとは違う、少し長い言葉。
それなのに、絶対に逃げられないなんて。
聞かなければ良かったとは思わないけれど、少なからずショックを受けた。
その言葉に、向井さんも驚きを隠せない様子。
話し掛けても同じ事しか呟かない弘志さんが、私の言葉に反応したんだから無理はないかな。
笑う幽霊。
今まで何を言っても、弘志さんが大きく反応する事はなかったのに、この言葉には反応を示している。
もしかして弘志さんは……二回目で笑う幽霊に捕まったの?
どんな状況で、どんな失敗をしてしまったのかを教えてほしいところだけど……。
弘志さんの反応を見て、予想しているだけだから、そこまで詳しい事は分からないだろうな。
呟くのも忘れて、ジッと私の目を見詰めている弘志さん。
そして……しばらくして、ゆっくりと上げた手が、私の顔の前で止まったのだ。
何をしようとしているのか、今度は私が驚いた時。
人差し指で私の肩の辺りを示して呟いたのだ。
「あんたの後ろに……幽霊がいる。絶対に逃げられない」
その言葉を聞いて、ゾクッと背筋に悪寒が走るのを感じた。
今までとは違う、少し長い言葉。
それなのに、絶対に逃げられないなんて。
聞かなければ良かったとは思わないけれど、少なからずショックを受けた。
その言葉に、向井さんも驚きを隠せない様子。
話し掛けても同じ事しか呟かない弘志さんが、私の言葉に反応したんだから無理はないかな。