俺様な生徒会長とヘタレな私【短編】
キスでちょっと酸欠状態になった私の頭は完全に夢心地状態。


柴田くんの唇が離れたので、柴田くんの顔がちゃんと見えた。


柴田くんもキスで酸欠になったのかな。火照った顔で私を見つめてる。


「お前…その顔、俺以外に絶対見せるなよ?」


「…え…?それってどういう意味…?」


私は右手を伸ばして柴田くんの腕を掴んだ。


知りたい。柴田くんの気持ち。
私のことをどう思ってるか聞きたい。




柴田くんは火照った顔を更に紅くして言った。




「珠羽が好きだから


俺だけのものになれ。」





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