青空の下月夜に舞う 2
そんな日々を続けていくと、いつもの毎日が、また戻ってきた気がして。

携帯の充電は切れない様に繋いだまま。


だけど、開く事はしなかった。


最初は誰かにすがりたくなるだろうから、と見なかったんだけど。

携帯はないならないで、気にならない。


寧ろ着信画面に、雄大の名前を見ないだけで“日常”は崩れないんだ。

家にも来ないし、留守中に来ている様子もない。



私が家を出てから暫くは連絡がなかった日もあるし、そこまで気にしなくていいのかも。



明日からお盆。

パン屋に朝から入るから、と夜ご飯を食べた後、早々にベッドに倒れ、柔らかい感触が私を包む。


目を閉じて、深い闇に意識を飛ばしながら、明日も“普通”でいられる様にと願いを込めた。
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