青空の下月夜に舞う 2
「違う、お母さん、私は……!」
「お母さんって言わないでよ!!あなたは私の幸せを壊したいの?!」
否定をする私の言葉に、お母さんが言葉を被せて言い放つ。
「違う、違うよ!私は雄大に脅されてるの!おか……知恵さんに見せたくない物を見せるって」
泣くのを堪える。
泣いたら、話が出来ない。
つんとする鼻の痛みを。拳を握って涙を耐える。
「私は見ない方がいいんでしょう?ならそれはそうした方がいいじゃない!それともあなたは、見せたいの?!」
「……っ、」
思い出す、雄大の携帯の中で乱れる自分の姿。
いくらなんでも、そんな内容親に自分の口から言える筈がない。
私は目を斜めに伏せた。
お母さんの目が……見れない。
「お母さんって言わないでよ!!あなたは私の幸せを壊したいの?!」
否定をする私の言葉に、お母さんが言葉を被せて言い放つ。
「違う、違うよ!私は雄大に脅されてるの!おか……知恵さんに見せたくない物を見せるって」
泣くのを堪える。
泣いたら、話が出来ない。
つんとする鼻の痛みを。拳を握って涙を耐える。
「私は見ない方がいいんでしょう?ならそれはそうした方がいいじゃない!それともあなたは、見せたいの?!」
「……っ、」
思い出す、雄大の携帯の中で乱れる自分の姿。
いくらなんでも、そんな内容親に自分の口から言える筈がない。
私は目を斜めに伏せた。
お母さんの目が……見れない。