すでに恋は始まっていた
いい考えが思いつかず、立ちすくんでいた時…


「待て」


声のした方を同時に振り向く。


そこにいたのは…


「疾斗⁉︎」


「何の用だ」


私との戦いを邪魔されて苛立っているみたい。


「そいつは俺の大事なやつなんだ。そいつの相手をするのは俺を倒してからにしろ」


(疾斗…どうするつもりなの?)


「まぁいいだろう。レトワール1位を2人も倒せるんだ。こんなに好都合なことはない。来い!お前から相手だ!」


2人の戦いが始まる。


そして…この戦いで私は衝撃の事実を知ることになる。

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