すでに恋は始まっていた

かくれんぼ

コーヒーカップの列はかなり並んでいた。


小さな子供や小学生ばかり。


「日菜、小さい子ばかりだね…」


「うーん、まぁ大丈夫だよ!誰かが私達のこと覚えてるわけじゃないし!」


「そうだけど…」


大丈夫とは思うけど、一応今日は休日。


誰かに見られたりしたら恥ずかしくて死んじゃう。


(大丈夫大丈夫。誰もいないって!)


そう、誰もいない…。


(ん⁉︎)


私は遠くでキョロキョロしている人を見つけた。


とってもよく知っている人。


そして知られている人。

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