黒猫が白猫を溺愛しています。~七夕の夜~
黒さんとしろの七夕




とある夜の公園。
いつもの静けさはなく子供が騒いでいた。




...……お腹すいた。




野良の黒猫は草葉から公園の真ん中に置かれた竹を見ながら思う。




竹の葉には色とりどりな飾りがあり細長く切られた紙には文字がある。




「にゃー」




そこに一匹の野良猫が入っていく。
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