新選組と最強子供剣士
血のついた僕を見て、男達は完全に動きを止めた。


2人が加わっても、7人のうち2人は致命傷。


見たところ、戦意を喪失している者も2人。


本当に動けるのは3人。


加担してきた2人は他の者より手練れだろう。


「かかってきなよ」


挑発するようにそう言うと、予想通り3人が動いた。


キン!ギン!ギン!キン!キン!ギン!


この3人、連携ができるのか!?


「おらぁ!」


「っ」


「うらぁ!」


「ッ!」 


‥‥‥‥‥‥仕方ない。


ザシュ!


刀によって人間の斬れる音がある。


僕はその音が嫌いだった。


グサッ!


でも今は、それすらも感じない。


ザシュ!


それは馴れすぎたから。


「ひ、ヒィ!」


「‥‥‥」


「お前、なんで動けるんだよ!!」


1人の男が僕を見てそう言った。


今の僕は顔に血がつき、井上さんにもらった着物もところどころが切れていた。


そしてそこから覗く僕の肌。


その肌からは、確かに血が流れている。


僕が流している血は決して少なくない。


だが、僕は息も乱していなければ、そんな表情も浮かべていなかった。


残り4人。
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