新選組と最強子供剣士

何があったのか剣壱に触れようとする。


が、光が強さを増すと、剣君は見る見る内に身体が大きくなっていった。


しばらくして光が消えると、自分の布団には剣壱の面影を残す少年が眠っている。


「な、何が起こったんだ?」


剣壱の見た目は十にもならないはずの餓鬼の姿だったはず。


だが、目の前の少年は十なんてとっくに越えているだろう。


低く見ても十一。


呆けていると、廊下からこちらに向かってくる足音が聞こえてきた。


「土方さん!!」


勢いよく開け放たれた襖。


廊下には、近藤さん、山南さん、総司、新八、
斎藤、平助、佐ノ。


芹沢さん暗殺に関わった幹部がいた。


「土方さん、これ!」


それぞれの手には、芹沢さんからの手紙があった。


全員、心なしか目が少し赤いような気がする。


が、今はそれどころではない。


俺は布団で寝ている少年のことで頭がいっぱいだった。



*********************



「土方さん、この手紙、なんなんだよ!」


うぅ〜うるさい‥‥‥


「土方君、これをどこで‥‥‥!」


まだ寝足りないのに‥‥‥


「歳、これは、芹沢さんからの!?」


ダメだ‥‥‥眠れない‥‥‥


「副長、これはいつごろ見つけ‥‥‥」


「ふぁあ〜も〜、うるさいなぁ」
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